2012年05月18日

いつも自慢話をする人への対処

「私はどこどこの大学を出た」
「家族や親戚が大手企業に勤めている」
「有名人の友達がいる」
自慢話の好きな人は、どこの社会にもいるものである。
会うたびに自慢をされるのがわずらわしい。だが、それがどうしたという顔をすれば、嫉妬しているみたいで、これまたしゃくに障る……。
そういうやっかいな相手には、どう対処すればいいのだろうか。

自慢ばかりする人は、本当は「バカにされたくない」という不安の人一倍強い人である。他人と張り合って、つねに自分の優位を確認しておかなければ気がすまないのである。
自慢をするには、「張り合いがいのある相手」を選ばなくてはならない。自慢話に悔しがってくれる人は絶好のターゲットである。
相手が悔しそうな表情を浮かべてくれてこそ、自慢のしがいもあるというものである。

他人に自慢話をされたくなければ、「自慢のしがいのない人」になればよい。
自分と他人を比較せず、自分なりの楽しみや生きる目的を見つける。他人の長所を素直に認め、自分の値打ちも認められる。
そういう考え方に従っていれば、他人の自慢話など気にならなくなるはずである。気にしないといっても、あえて無視するのではなく、「あなたはすばらしい。でも私は私で、幸せに生きていますよ」と、余裕をもって相手を受け入れるということである。

「自慢話をされて悔しい」。そう思ったなら、自分も他人に対抗し、優位に立ちたいという願望の強い証拠である。根っこの部分では自慢好きな人と同じなのである。
くだらない競争の舞台からはさっさと降りてしまうにかぎる。
自慢話に悔しがってくれない相手には、自慢をしてもつまらない。
自分が張り合おうとしなければ、自慢好きな人は自然に離れていくだろう。

(文・たかたまさひろ)
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