2011年11月16日

壁にぶつかり、限界を知る

できれば若いうちに、挫折を経験することは必要である。
全力を尽くしてはじめて、壁にぶつかり、自分の限界を知るのである。

「限界を知る」とは、殻に閉じこもるというような消極的な意味ではない。
最大限の努力をして壁にぶつかった人は、何も努力をしていない人よりも、はるかに広い世界を知っているといえる。
「自分の限界を知る」とは、「自分の世界を最大にまで拡げる」ということなのである。

自分の限界を知り、分限をわきまえるということが、大人になるということだ。
限界を知らない人は、「自分の実力はこんなものではない」「本当はやればできる」などといつまでも言い訳をして、結局何もなしえずに終わるのである。
自分に何ができるか、何ができないかを知り、できるかぎりのことをして、その中によろこびを見いだすのが、幸せな生き方である。

(文・たかたまさひろ)
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