2011年09月23日

これでよかった

もし道に落ちていたガムを踏んでしまったら、「ああ、なんてついてないんだろう」と落ち込むよりも、「犬のフンだったら、臭いが染みついて困っただろうな」と思うほうがいい。
犬のフンを踏んでしまったら、「五寸釘だったら、大ケガをしていたところだ」と思えばいい。

車の渋滞に巻き込まれたら、時計を気にしてイライラするよりも、「スピードを出していたら、トラックと衝突していたかもしれない」と思うほうがいい。
事故にあってケガをしたなら、「死ななくてよかった」と思えばいい。

不運に遭遇したとき、いくらそれを嘆いても、事態が改善されるわけではない。
ならば、「もっと悪いことが起こっていたら」と想像をふくらませて、「この程度ですんでよかった」と思うほうが精神の健康によい。

もちろん、現実は一つであり、「もしも」の世界は存在しない。
存在しないからこそ、勝手に自分の都合のいいように解釈してしまえばいいのだ。
一つのゲームだと思って楽しめばいい。

(文・たかたまさひろ)
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