2011年09月06日

心の問題は後回し

何もかも嫌になって、投げだしてしまいたくなるときがある。
激しい怒りにかられて、世の中すべてを呪いたくなるときもある。
そんな心の弱さ、みにくさが情けなく思えて、自分が嫌になる。
悩めば悩むほど堂々巡り。気分は落ち込むばかり。
そんなとき、もっともよい解決法は、「何も考えず、深呼吸をすること」かもしれない。

何でも「心の問題」だととらえることはない。
身体の調子を整えれば、心もすっきり晴れることもあるのだ。
家の中でもんもんと悩むよりも、ジョギングでもして汗をかこう。
難解な哲学書を読みふけるよりも、散歩に出かけて、見晴らしのいい公園で新鮮な空気をたっぷり吸い込もう。
焦りや苛立ちがおさまらないときは、目を閉じ、背筋をしゃきっと伸ばして、ゆっくり腹式呼吸をしよう。

規則正しい生活をし、栄養のある食事をとり、適度な運動をし、睡眠を十分にとること。
それらは、生きていく上でもっとも重要な基本事項だ。
「忙しくて、そんな余裕はない」というなら、優先順位を間違っている。健康を犠牲にしてまでえるべき価値のあるものなどない。

身体の具合が悪ければ、気分もさえないのは当然だ。
「心の問題」は、身体の調子を整えた後で、最後の最後に考えればよいことだ。

(文・たかたまさひろ)
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