2011年04月30日

つらい経験は心の糧

誰でも、つらい目にあうよりは、毎日を楽しく過ごしたいと思う。
苦労をするよりは、安楽に生きたいと思う。
しかし、後になってしみじみと振り返るのは、心の宝物となるのは、楽しいことよりも、つらく苦しい経験のほうだ。

うれしいこと、楽しいことは、今この瞬間だけのものだ。
後になって「あのころは幸せだったなあ」と振り返ってみても、今が幸せでなければ、かえってむなしいだけである。

つらく苦しい時期を乗り切った経験は、のちのちの自信のみなもととなる。明日を生きる気力となる。
「あんなにつらい思いに耐えたのだから、私も捨てたもんじゃない」
苦難の日々はいつかきっと、大きな心の支えとなるに違いない。

(文・たかたまさひろ)
このページの上へ