2011年02月10日

無上の幸せ

晴れた日の公園。
風にそよぐ木々の葉が、陽光に照らされて、宝石のようにきらめいている。
芝生に寝そべると、土と草のにおいが、身体にみずみずしい生気を呼び覚ます。
ゆったりと流れる雲はどこに向かうのだろう、と地平の彼方へ思いをはせる。

代価を払うこともない。人と奪い合う必要もない。妬みをかう心配もない。
こんな幸せが身近に転がっているのに、何をあくせく追い求めることがあるだろう。

(文・たかたまさひろ)
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