2010年10月20日

正しい悩みとは

人生には悩みごとが多い。
しかし、悩む価値のある悩みとそうでない悩みとを分ければ、悩みはずいぶんと減る。

「他人に嫌なことを言われた」
「他人が私の言うことを聞いてくれない」
「他人が私を大事にしてくれない」
などというのは、悩む価値のない悩みだ。
悩みというよりも、ただの不満であり、愚痴である。
他人が何を考え、どう生きるかは、他人の自由である。
それらは他人の問題であり、自分の問題ではない。

悩む価値のある悩みは、
「ふたつの選択肢のうち、どちらを選ぶのがよいか」
「私はこうしたいのに、なかなかできない。どうすればうまくできるか」
「事態を改善するために、自分は何をすべきか」
などである。

自分のことについて悩めばよい。それで十分だ。
他人を変えることに労力を費やしていては、人生の時間をすべて使いきっても足りないだろう。

(文・たかたまさひろ)
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