2010年09月19日

コンプレックスを抱えて

人は誰でも、コンプレックスを抱えているものだ。
一見恵まれているように見える人でも、その人なりの悩みや劣等感がある。

コンプレックスがあってもいいじゃないか。
欠点があるから嫌われるのではない。
「どうせ他人は、私の欠点を非難するだろう」と身がまえ、他人を敵視する態度こそが、うとまれるのだ。
自分が思い悩むほど、他人は自分の欠点を気にかけてはいない。

何の欠点もなく、すべてに優越していて、自信満々に生きている人と友達になりたいだろうか。そんな人はどうも近寄りがたい。
ひとつやふたつ、欠点があったほうが、人間くさくて親しみがもてるというものだ。
小説や映画の主人公も、たいてい何かしら欠点をもっている。だからこそよけいに魅力的に映るのだ。

コンプレックスを抱えながら、もがいて、あがいて、泥くさい人生を精一杯に生きていこう。

(文・たかたまさひろ)
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