2010年06月05日

自分をバカにしないこと

他人からバカにされて腹が立つのは、自分で自分をバカにしているからだ。

いくらひどいののしり方をされても、まったく見当違いのことを言われたなら、ただ唖然とするだけで、怒りはわいてこない。
自分で劣等意識を感じていることをズバリ指摘されると、腹が立つのだ。
自分が目をそらしてごまかしていたことに向き合わされることへの恐怖。その恐怖が攻撃性となって怒りが生じる。

「私をバカにすると許さないぞ」と他人を警戒し、威嚇するのは、実は自ら「私は人からバカにされるような人間だ」と認めていることになるのだ。
他人への怒りは、自分に対する怒りのすり替えだ。

ちょっと嫌なことを言われたり、失礼な態度をとられたくらいで傷ついてしまう自尊心って、いったい何なんだ。
他人からどう思われるかは関係ない。
自分で自分をバカにしなければ、腹は立たないのだ。

(文・たかたまさひろ)
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