2010年02月26日

友人に無視されたら

きのうまで仲よくしていた人に、突然無視されるということが、まれにある。
理由を尋ねたいが、何も話してくれないのだから、なすすべがない。

無視というのは、数ある嫌がらせの中でも、もっとも悪質なものの一つだ。
たとえそれをとがめられても、直接危害を加えたわけではないのだから、「そんなつもりはなかった」と言い逃れができる。
現に、そういう人は、またある日突然、何ごともなかったかのようにケロリと機嫌を直すことがある。
お天気屋なのだ。

他人を無視する人は、「私はあなたのことなんかまったく気にかけていないのよ」と態度で示しているつもりなのだろうが、実のところまったく逆である。
気にかけていない人をあえて無視する必要はない。話しかけられたら返事をするのが人間としての常識だ。
無視という行為は、「私はあなたのことが気になって気になって仕方がありません」と白状しているのと同じなのだ。

何か気に入らないことがあるから、無視をするのだろう。
本当は文句を言いたいが、言えない自分がふがいないから、相手の存在自体を無視することで、劣等感から目をそむけているのだろう。
「私が何も言わなくても、あなたがちゃんと私の気持ちをくんで、気を遣いなさい」と訴えているのかもしれない。

そういう陰険で気むずかしい人と付き合い続けるのは、骨が折れる。
たとえ関係を修復できたとしても、その後もずっと気を遣わされ続けるに違いない。
いずれこちらから手を切りたくなったとき、逆恨みでもされたらたまらない。

無視をされても、相手を責めたり、落ち込んだりせず、悠然と様子を見ていればいい。
気まずく後ろめたい思いをしているのは相手のほうだ。
そのまま離れていくなら、それでもいい。その程度の関係だったということだ。
向こうから離れていったのだから、恨まれる筋合いはない。

そして、自分は、他人にたいしてどんなに腹立たしいことがあっても、無視という手段だけはとるまい。
一人前の大人としてのプライドにかけて。

(文・たかたまさひろ)
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2010年02月20日

陰口を言われたら

陰口を言われたからといって、気にすることはない。

嫌われるのは、自分ではなくて、陰口を言ったほう。
もっとまわりの人を信用しよう。

(文・たかたまさひろ)
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2010年02月12日

他人の欠点が気になったら

人はどうしても、他人に厳しく、自分に甘くなってしまう。

他人の欠点を一つあげたら、自分の欠点を三つ自覚せよ。
それでちょうどバランスがとれるくらいなのだ。

(文・たかたまさひろ)
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2010年02月05日

幸せを選びとる

思い通りにならない苦しみ。
どうすれば逃れられる?
いや、人生は思い通りにならないことのほうが多いんだ。
それを不幸とよぶなら、世の中の人はみな不幸だということになってしまう。

思い通りにならないから不幸なのではない。
現実を受け入れようとしないから苦しいのだ。

自分の思いがかなえられなくても、すべてが無になるわけではない。
つらいことがあっても、それはそれとして、ほかのことで楽しめばよいのだ。
幸せとは、優先順位の問題だ。

幸せか不幸か、ゼロか100かの二者択一ではなく、70点ぐらいの幸せを目指せばよい。
50点でも、いや20でも10でもいい。
10点の幸せに満足できないからといって、10点の幸せさえ捨ててしまっては、もったいないじゃないか。

思い通りにならない人生。
思い通りにならない上に、自分を否定し、悩み苦しむ人生。
どちらがよいかといえば、単に「思い通りにならない人生」のほうがましに決まっている。
人の命にかかわることでないかぎり、うつになるほど悩み苦しむべきものなんて、何ひとつないんだ。
10点の人生でも、マイナスよりはましだ。

人生は思い通りにはならないが、思い通りにならない人生をどう受け止めるかは自分で選ぶことができる。
少しでもましなほうを選んで、こつこつ点数をかせいでいけばよいのだ。
与えられたものを受け入れ、自分を肯定することが、幸せのはじまりなんだ。
10点からはじめよう。

(文・たかたまさひろ)
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